腰痛疫学

ここ数年、腰痛に関わる疫学では男性1位、女性2位(1位は肩こり)と変動がなく、特に男性よりも女性、30~50代の働き盛りの年代のかたが多いのが特徴です。そして、慢性化することによりうつ病などの精神疾患を患う方も増えてきており、休職を余儀なくされたり、痛みが長期化し苦しんでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。以下の症状のどれか一つでも該当する方に、少しでもお役に立てるよう当院での治療特徴を簡単にではありますがまとめさせて頂きました。

腰痛でお困りの症状

  • レントゲンやCT、MRIなど病院での検査でも原因がわからないといわれ、「このまま治らないのでは」と不安に思われた方。
  • 整体や整骨院、マッサージ店など通い、一時的には良くなったがぶり返してしまう方。
  • 長引く腰痛を、職場や家族に理解してもらえず孤独感や不安感を抱いている方。
  • 痛み止めのお薬を長期間内服しており、内服での副作用を機にされている方。
  • カウンセリングや心理療法を試したが、改善されなかった方、もしくはその治療法に抵抗を感じる方。  

などの症状を訴える多くは、実は単に腰の周りの筋肉や関節の問題だけでなく、腰部を中心とした神経系の働きや脳の働きに問題があることが考えられます。

脳の機能低下が慢性腰痛に関係

近年、慢性腰痛の原因の一つとして、患部である腰に問題があるのではなく、「脳の機能低下」、「脳の誤作動」により慢性化している可能性が示唆されています。慢性痛の方は脳の背外側前頭前野、側坐核(痛みを抑制するのに機能する脳の一部)の萎縮に伴い、本来、疼痛を抑制している脳の一部が機能しなくなることで痛みを感じやすくなっている状態に陥っています。

この現象は、最新の脳科学でもストレスにより脳機能低下し慢性化することが証明されています。ただ、腰痛とストレスが関係していることはわかっても、どのようなストレスが原因であるかを断定することは、現代の西洋医学でも難しいのが現状です。

当院の治療特徴

当院では「神経の働き」や「脳の記憶」にフォーカスした治療法で、神経系の誤作動(神経系の緊張状態)をボキボキしない安全で確実な矯正により神経の働きを健全な状態にすることで自然治癒力を高め、痛みや痺れを改善させるアクティベータ治療。リンク

アクティベータ治療の詳細はこちら
施術の特徴

 慢性腰痛の根本原因の一つである「脳の誤作動記憶」を健全な記憶に書き換えることで、原因不明であった長引く不調や症状を根本的に改善させる心身条件反射療法をご提供します。リンク 

また、腰痛に関係するストレスを判別する手段として、「カラダに聴く検査」を用いて、どのようなストレスが腰痛と関係しているかを判別することが出来る生体検査法を行い、根本原因を探していきます。そして、慢性化する多くの場合、「本音と建て前」、「理想と現実」とのギャップが大きければ大きいほど心の葛藤が生じ、ストレスを感じることで結果として体に症状が現れます。

このような場面を経験したことはないでしょうか?

  • 家では腰痛が無いのに、職場や学校にいくと腰痛が発生する。
  • 職場でのプレゼンや学校での発表など緊張した場面で腰痛が発生する。
  • 特定の上司や友達と話すと腰痛が発生する。                                

そこには、「べき思考」~でなければならない。~すべき。                                      

などの自分のルールや思い込みが深く腰痛と関係しています。例えば、職場や学校などの場面で「本当はこうしたいのに、上司や先輩が言ったことには間違えが無いから、自分の意見を伏せておくべき、「プレゼンや発表の際には、絶対に間違えてはならない」などなど。

このようなストレスに関係する自身のルールや思い込みは、自身では気づかない無意識であることが多く、なにかモヤモヤする、心のどこかで何かがひっかかっているなど、なんだかはっきりしない感情や気持ちが症状と関係していることが多いです。

当院ではカウンセリングのような心理療法や自分の考え方を無理に蓋を閉めて抑え込むような精神論的な解決ではなく、どのようなストレスと無意識のルールや思い込みが腰痛と関係しているかを身体に聴く検査を行うことで判別し、それを認識するだけで良いのです。認識し自分に「気づき」を与えることで神経系の誤作動が解放され、健全な神経系の働きが機能することで自然治癒力が高まり症状が改善されていきます。

このような効果があります。

  • 急性腰痛では、即効性があり起き上がりや歩行時の痛みが改善します。
  • 腰痛の根本原因がわかり、不安や恐怖心から解放され、腰痛が改善されます。
  • 薬に頼らず、自身の自然治癒力で腰痛が改善されます。                                 

特に慢性化した腰痛は「脳の記憶」が関与しており、一時的な改善はしてもぶり返すことがしばしば見られます。その為、腰痛に関係する神経系の誤作動記憶を健全な記憶に書き換える必要があります。それには、4~6回程度の施術が必要ですが根本的な改善を目指すのであれば、ぜひ当院へご相談いただければ幸いです。